BMIからは肥満であるのに健康上問題のない人
日曜日, 6月 5th, 2011肥満で問題になるのは、肥満に付随して生じる合併症です。肥満になるとかかりやすくなる病気には、たとえば、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)や脳血管障害(脳卒中)、ある種のガンなど主要な死因の上位にあるものも含まれています。
アメリカでは予防可能な病気として、喫煙に関連した病気と肥満の二つがあげられています。
一方、肥満であることの危険性について、異議を唱える人々もいます。肥満であっても健康な人がたくさんいるではないか、という主張です。そして、肥満以外のことに病気の原因を見いだそうとします。
たしかに、BMIから判断すると肥満であるのに、健康上まったく問題のない人もいます。たとえば、ある人はBMIからは肥満と診断されるが、健康診断で要注意になったことはなく、ときどき自分のBMIを話題にしていただけです。
美容上の理由から、一応、減量にトライしていたようです。